かわうそ
カワウソ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 酒を飲む人につきまとい、唇を舐めたり魚をねだったりするカワウソ。断られると夜通し相撲を取らせ、隙に食べ物を奪うという。
- 細部
- かつてこの地では、酒を飲む人のそばにカワウソが現れて困らせるという話があった。舌先で唇をひと舐めしたり、捕れた魚を欲しがってせがんだりしてまとわりつき、分けてもらえないと夜通し相撲を挑んでくるという。取組に夢中になっているうちに夜が明け、実は一本の木を相手にひと晩じゅう組み合わされていたことにようやく気づくのだといい、その隙にカワウソは持たせていた食べ物をすっかり平らげてしまっていたと伝わる。
- 広まり方
- 1967年の『富山旧白萩村の民俗―富山県中新川郡上市町旧白萩村―』所収、東洋大学民俗研究会による「口承文芸」の章に記録がある。
- 地域
- 富山県上市町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ