いかたのゆくてをふさぐたいぼく
伊方の行く手を塞ぐ大木
国内
未確認生物
- どんな話か
- 断崖の道に横たわる大木に化け、避けようとする方向へどこまでも伸びて人の行く手を塞いだ。
- 細部
- ある男が断崖沿いの細い道を通ると、道をふさぐように大木らしきものが寝ていた。またいで越えようとすると木はぐっと高くなり、左へ回って抜けようとすれば左へ長く伸び、右へ寄れば右へ伸びる。どうしても通してもらえない。これはカワウソが大木に化けて人を困らせていたのだという。伊予ではカワウソが背の伸びる坊主や女に化けるとされ、この話も同じ性質を大木の形で語ったものである。
- 広まり方
- 1931年の雑誌『民俗学』所収、松本友記「河童の話(三)」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県伊方町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ