はつかいちのひとをばかすかわうそ
廿日市の人を化かす獺
国内
未確認生物
- どんな話か
- 海辺に棲むという獺は人を化かす存在とされ、目撃者はいないが足跡や食害の跡が語られ、峠には魔除けの札を立てる風習がある。
- 細部
- この土地の海には古くから獺が棲みついていて、人を化かすのだと伝えられてきた。実際に姿を見た者はいないが、砂浜に見慣れない足跡が残っていたことや、魚が目玉の周りの身だけをきれいに食われていたことが、その仕業として語られる。ふらふらとおぼつかない足取りで浜を歩いていた人がいたのも獺のしわざだとされた。人家に入り込まないよう、毎年9月16日には峠に魔除けの札を立てる習わしがある。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』に発表された結城次郎「安芸国斎島民俗相(三)」に記録されている。
- 地域
- 広島県廿日市市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ