さがみはらのかわもをめぐるひのたま
相模原の川面を巡る火の玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の川面に火の玉となって現れ、魚を供えると消えるとされた水辺の怪。
- 細部
- 小雨のそぼ降る晩に鮎を捕っていると、青い色の火の玉が現れ、二、三度あたりを回って消えたという。これがそれだろうと語られている。真っ暗な夜、川へ出ると火の玉が転がるように近づいてくることがあり、そのときは河原の石を洗い清め、獲れた魚を載せて供えると消えるという。ほかにも、少し離れた場所を一緒に網を打ちながら進む者がいる、大勢の話し声と松明の明かりがあるのに行ってみると何もない、といった出来事もこの怪のしわざとされた。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』所収、鈴木重光「『相州内郷村話』補遺(五)」と、1977年刊『神奈川県史 各論編5 民俗』の妖怪・憑きものの節に記録がある。
- 地域
- 神奈川県相模原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ