かわてんぐ
川天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 秩父市の若沢の滝つぼで投げ網漁をしていたところ、二投目を引き上げる際に銀色の輝きが広がり、淵の底から『二度目は許さない』という川天狗の声が響いたという。
- 細部
- 秩父市内にある若沢の滝つぼでの話である。投げ網を使って漁をしていたところ、一投目には山魚や岩魚が十五、六匹ほど入り、良い漁になった。ところが二投目を投げ入れて引き上げようとしたとき、水面に銀色の輝きが広がった。同時に、淵の底から『一度目は見逃すが、二度目は容赦しない』という趣旨の恐ろしい声が聞こえてきたという。声の主は川天狗とされ、同じ場所で欲張って二度網を打つことを戒める話として、秩父地方の渓流にまつわる伝説の一つに数えられている。
- 広まり方
- 1968年刊行の『秩父民俗』誌に山中雅文が寄稿した「大滝村で採集した二つの伝説」の中で紹介されている。
- 地域
- 埼玉県秩父市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ