かわたろう
河太郎
国内
未確認生物
- どんな話か
- 赤沼平が池だった頃に大石に棲み、人を池へ引き入れたが、武士に降参して他所の池へ移ったという。
- 細部
- 赤沼平がまだ水を湛えていた時分、道と池のあいだに大きな石があり、そこに十一二歳ほどの子どもに見えるこの怪が棲んでいた。参りましょうと声をかけて手を取り、そのまま水中へ引き込むのが手口で、力の強い者だけは振りほどいて逃れられた。あるとき武士に手を出したところ逆に引きずり出され、頭の皿の水が乾いて死んだようになった。命が惜しければ去れという言いつけに従い、和田宿の裏手にある池へ移ったと伝わる。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、高橋宏一の蓼科山紀行に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ