おばなざわのもがみがわにきえたはなよめ
尾花沢の最上川に消えた花嫁
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大正13年、嫁入りの舟が最上川で転覆し花嫁が見つからなかった事故を川の主の仕業と語る話。
- 細部
- 大正13年の冬、尾花沢で嫁入りの一行を乗せた舟が最上川を渡っていたところ、舟が突然大きく傾いて水中に沈んでしまった。同乗していた七人の村人は助け出すことができず、花嫁の姿もその後どれだけ探しても見つからなかったという。あまりに唐突で痛ましい事故であったことから、地元の人々の間では、最上川に棲むという川の主に花嫁が引き込まれてしまったのだろうと語られるようになった。実際の水難事故を、川そのものに宿る主の存在と結びつけて説明した話である。
- 広まり方
- 1975年の『季刊民話』に掲載された武田正・大友義助の「最上川物語」に記録がある。
- 地域
- 山形県尾花沢市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ