かわんひと
カワンヒト
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山中で美女に化けて男を惑わし、正体を見せずに水辺へ消える怪と、女性の昼寝を戒める言い伝え。
- 細部
- 蒲江に伝わる怪で、山中で女の姿になって人に近づくという。草刈りをしていた男の前に美しい娘が不意に現れ、男が近づいて抱きとめようとすると体がすり抜けてしまう。同じことを幾度か繰り返すうち、いつしか水溜りのそばに出ており、娘の姿はかき消えていたという。男はそれから体調を崩し、一週間ほど床についた。土地では、女がこの怪に見られるのを嫌って、山で昼寝をすることを戒める言い方も残っている。
- 広まり方
- 1960年の『西郊民俗』所収、郷田洋文「東九州の行事伝承」補遺の項に記録がある。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ