かわあかご
川赤子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川や沼の水辺に赤ん坊の姿で現れる妖怪。泣き声で人を誘い、水へ引き込むといわれる。
- 細部
- 川赤子は、鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』に河童の一種として描かれた妖怪である。葦の茂る川辺から赤子の上半身だけを覗かせ、背景には筏と釣竿が添えられている。助けようと近づくと別の場所から泣き声が聞こえ、声を追ううちに足をすくわれて水へ引き込まれるという筋は、後世に絵から想像された設定である。村上健司は対応する民間伝承が特に確認できないと指摘し、多田克己は筏・釣竿や、イトミミズが「赤子」と呼ばれた事実を踏まえた洒落と解釈した。寛政年間、大阪で子供のような声を上げる怪魚が釣れた記録も形成に影響した可能性がある。
- 広まり方
- 石燕の画集が繰り返し翻刻され、後世の妖怪本が性質を書き足す形で広まった。
- 地域
- 全国
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 創作起源が判明
特定の投稿・作品が起源だと判明している。 - タグ