かたよくがせんりもあるというおおとり
片翼が千里もあるという大鳥
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 唐土から灰を舐めに来る片翼千里の大鳥を追い払うため、正月七日に七草を包丁の背で叩いて唱え言をする風習。
- 細部
- 新潟県佐渡市には、正月七日の朝に七種の菜を包丁の背でたたきながら唱え言をする風習が伝わっている。この掛け声は、日本の鳥と唐土から来る鳥を対比させながら、七草がまだ渡ってこないうちに手早く叩いてしまおうという趣旨の調子のよい文句になっている。この唱え言は、唐土から飛来するという片方の翼だけで千里も飛べる大鳥が、正月飾りのトウドヤに残った灰を舐めにやって来るのを追い払うためのものだと説明されている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、大竹信雄の記録による。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ