かたうで
片腕
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜な夜な窓から巨大な片腕が突き出て「見ろ」と言い、その家では女が続けて亡くなったが、刀で切ったところ怪異は止んだという。
- 細部
- まんのう町のある家に伝わる話である。夜が更けると窓から大きな片方の腕だけが突き出され、「これを見ろ」と声をかけてくるようになった。この出来事があってからというもの、その家では女性が二、三人続けて命を落としてしまったという。ある時、別の女性がこの腕に向かって刀を振るったところ、確かな手応えを感じたにもかかわらず、切り落とされたはずのものは地面のどこにも見当たらなかった。この一件以降、片腕が現れることはなくなったと伝えられている。
- 広まり方
- 1939年の『讃岐民俗』所収、和気周一「眞野聞書」に記録がある。
- 地域
- 香川県まんのう町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ