かたぬま
潟沼
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 伊達政宗の姫と御小姓が駆け落ちの末に潟沼で処刑され、七夕の夜に亡霊が通い、沼底の機の音を聞くと死を招くと恐れられた。
- 細部
- 伊達政宗の姫が御小姓と恋仲になって駆け落ちしたが、鳴子で捕らえられ、二人は潟沼のほとりで処刑されたと伝えられる。処刑ののち、姫の首は潟沼に沈み、御小姓の首は離れた花渕山の沼へと飛んで入ったという。二人が処刑されたのは7月6日にあたり、以来毎年七夕の夜になると御小姓の亡霊が潟沼まで通い、姫と一夜の逢瀬を重ねているのだと語られてきた。その夜に沼の底から機を織るような音が聞こえてくることがあり、これを耳にした者は3年のうちに命を落とすといって恐れられていたという。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』伝説・水の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県大崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ