かためのへび
片目の蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 丸岡城の人柱となった片目の男が蛇に化したという伝説で、城が攻められると蛇が霞を吹いて守ったとも語られる。
- 細部
- 丸岡城の天守を築く際、人柱を立てることになり、片目の男がその役目を引き受けたと伝えられる。ある伝えでは、この男は身を捧げるにあたって恨みを晴らすと言い残したといい、その執念がのちに蛇となって城に棲みついたとされる。別の伝えでは、男は自ら進んで名乗り出て、必ず城を守り抜くと誓いを立て、みずから土の中に身を沈めたのだという。この誓いのために城に現れる蛇は片目をしているのだと語られる。いずれの話でも、城が大勢の敵に囲まれる事態になると、この片目の蛇が霞を吹き出して城を包み隠し、危うい所を救ったと伝わっている。
- 広まり方
- 『若越民俗』1949年掲載の伊東祐忠「丸岡城と伝説」に、片目の蛇についての伝えとして記録されている。
- 地域
- 福井県坂井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ