かすめけんとうじんじゃのけんとうれいじん
糟目犬頭神社の犬頭霊神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 主人を守ろうと吠えたために斬られてしまった飼い犬の首が、宙を飛んで大蛇を退治したという岡崎市の忠犬伝説。
- 細部
- 上和田城主・宇都宮泰藤が境内で鷹狩りの休憩中にうたた寝をしていたところ、連れていた犬がしきりに吠え立てたため、腹を立てた泰藤が刀で犬の首を斬り落としてしまう。ところが飛び上がった首は木の上に潜んでいた大蛇に咬みつき、泰藤は犬が自分を守ろうとしていたことに気づいて悔い、手厚く葬って神として祀ったのが糟目犬頭神社の起源とされる。「今昔物語集」には、三河の郡司の家で飼われていた白い犬が繭を食べてしまったがくしゃみをすると鼻から美しい糸が出てきて特産品「犬頭糸」が生まれたという、別系統の言い伝えも採録されている。
- 広まり方
- 「今昔物語集」にも類話が採録され、地名や氏子の間で伝えられる由緒として岡崎市に残っている。
- 地域
- 愛知県岡崎市宮地町(糟目犬頭神社)
- 年代
- 南北朝時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ