せいよのかしやはかのつちふみ
西予のカシヤ墓の土踏み
国内
未確認生物
- どんな話か
- 化け猫に似た妖怪で、参詣を果たした者が墓穴の土を踏むと近寄らないとされた。
- 細部
- 野村町では、遺体を狙う妖怪としてカシヤの名が伝わる。姿は化け猫のようなものと語られ、山犬とともに墓場に寄り付くものとして恐れられた。これを防ぐのは信心の実績で、お伊勢踊りを勤めた者や石鎚参りを果たした者が墓穴のまわりの土を踏み固めておけば、カシヤも山犬も近寄れなくなるとされた。葬送の場面で誰が土を踏むかという実際的な役割分担が、そのまま怪異除けの作法として語られている。
- 広まり方
- 1984年刊『愛媛県史』第八章第三節、河野正文による死と食物の記述に収められている。
- 地域
- 愛媛県西予市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ