しまだのかしゃをうつおしょう
島田の火車を打つ和尚
国内
未確認生物
- どんな話か
- 葬式で天桂和尚が如意で打ち払うと空が晴れ、翌日眉間に傷のある猫が現れたことで、猫が化けた火車の仕業と知れたという。
- 細部
- 島田市には、猫が年を経て化け、魔性のものとなったものを火車と呼ぶという言い伝えがある。あるとき天桂和尚という僧が葬式に出向いたところ、にわかに空が曇り、激しい雷鳴が轟き始めた。和尚はとっさに手にしていた如意で何かを打ち払う仕草をすると、たちまち空は晴れ渡ったという。ところが翌日、寺にいつもの猫がやってきたのを見ると、その眉間には傷がついていた。前日の怪しい出来事は、この猫が化けて起こしたいたずらだったのだと分かったという。
- 広まり方
- 1913年の『郷土研究』誌に掲載された芝田松満「火車」に記録がある。
- 地域
- 静岡県島田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ