かしゃ
火車
国内
未確認生物
- どんな話か
- 生前の行いが悪かった人の葬儀の日に晴天が急変し、遺体を奪おうとした火車の正体は猫であったという。
- 細部
- 生前に素行のよくなかった人が亡くなり、葬列を出したその日のことである。晴れていた空がにわかに荒れ模様となり、火車が現れて棺の中の遺体を奪おうとした。立ち会っていた僧侶がとっさに棺の上に座り込み、払子を振るって祓いを行ったところ、火車はあきらめて退散していったという。後になってその正体は猫であったことが知れたと伝えられており、猫が年を経て怪異と化すという言い伝えの一例になっている。
- 広まり方
- 1992年刊『宮崎県史 資料編 民俗2』所収、田中熊雄の稿にある葬送の記録に基づく。
- 地域
- 宮崎県西都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ