かしゃ
カシャ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 葬列の野辺送りで一丁ごとに鉦を鳴らすのは、死人を奪いに来るカシャを寄せつけないためだとされる。
- 細部
- 香川県まんのう町に伝わる葬送の習俗である。野辺送りの行列が進む際、一丁進むごとに鉦を打ち鳴らすならわしがあるが、これはただの合図ではなく、明確な理由があるとされる。カシャと呼ばれるものがどこからか現れて、運ばれている死人をさらっていってしまうことがあるといい、その害を防ぐために鉦の音を絶やさず鳴らし続けるのだと伝えられている。葬列の音に、亡骸を守るという実際的な意味が込められている。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』第二章第十節四、北條令子「山の妖怪」に記録がある。
- 地域
- 香川県まんのう町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ