じさつしゃののべおくりにあらわれたかしゃ
自殺者の野辺送りに現れた火車
国内
未確認生物
- どんな話か
- 自殺した娘の葬列が出ようとした際に突然の暴風雨となり、僧が火車が亡骸を狙いに来たのだと唱えて祈祷したと伝わる。
- 細部
- 清宿の吉成氏が実際に見た話として、自殺した娘の葬儀で野辺送りに出ようとした際、突然、暴風雨のような荒天になった。僧侶は火車が亡骸を取りに来たのだと判断し、棺の上に乗って妙鉢を打ち鳴らしながら祈った。そのまま野辺送りをすると、天候は何事もなかったように元へ戻った。不慮の死を遂げた人の葬式では、このような出来事がよく起こると記録されている。国学院大学民俗学研究会『民俗採訪』1983年の採録である。
- 広まり方
- 1983年の民俗調査で常陸大宮市旧桧沢村において聞き取られ、目撃談として記録されている。
- 地域
- 茨城県常陸大宮市
- 年代
- 不明(1983年に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ