かしゃ
かしゃ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 葬列に木彫りの竜頭を掲げ、墓には弓形の棒を挿して、死体を狙うかしゃという魔物を近づけないという。
- 細部
- 檜枝岐村の葬式の行列には、りゅうたつと呼ばれる木彫りの竜の頭を5尺ほどの棒の先に取り付けたものを必ず加える習わしがあった。これは、死体を山犬やかしゃと呼ばれる魔物に奪われるのを防ぐための道具だという。また、亡骸を墓に納める際には、たましい袋という紙袋を一緒に葬るが、これを結びつけた棒は弓のような形にして墓の上に挿しておく。かしゃが死体を奪いに来たとき、この弓形の棒を本物の弓だと思い込んで恐れをなし、近寄らずに済むようにするためだと伝えられている。
- 広まり方
- 1964年の『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の産育習俗の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ