かさとさま
かさと様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 氏神の森の入り口にある石祠のかさと様は、雨の日に笠を被って前を通ると必ずその笠を取ってしまうという。
- 細部
- 氏神を祀る森へ入っていく道すがら、かさと様と呼ばれる神を祀った小さな石の祠がある。ふだんは何事もない祠だが、雨の降る日に笠を被ってこの前を通りかかると、決まって笠を取られてしまうと言い伝えられている。名の由来もこの笠にまつわる話から来ているとみられ、雨具を身につけているときに限って作用する、場所に結びついた不思議な力として語られている。この森を通る村人にとっては、雨の日にはとりわけ気をつけるべき場所として意識されてきたのだろう。
- 広まり方
- 1933年の『設楽』誌に掲載された原田清「三ッ瀬村旧事」に記録がある。
- 地域
- 愛知県東栄町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ