かさ
笠
国内
未確認生物
- どんな話か
- 病気の親を持つ孝行息子がコバ笠をかぶって出かけた折、ガジュマルの木の上で鳥が話す人語を聞き、その内容どおりに賭けをして富を得た。
- 細部
- 昔、親孝行で知られるある息子の親が病に伏せっていた。息子がコバ笠をかぶって出かけたある日、ガジュマルの木の上にとまった鳥たちが人の言葉で話しているのを耳にする。息子はその話の内容にしたがって賭け事をしたところ、見事に的中させて筵二百枚を手に入れることができた。得た富のおかげで親の病もしだいに快方へ向かい、息子はその後一生を楽に暮らすことができたという、親孝行が報われる筋立ての昔話である。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された岩倉市郎「聴耳笠」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ