かりことば
狩りことば
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 山の狩りことばは里へ持ち帰って話してはならず、小屋で里ことばを口にすると清めさせられた。
- 細部
- 檜枝岐村の狩人たちは、山の中だけで用いる特別な狩りことばを持っていた。この言葉は山の外、すなわち里へ持ち帰って口にしてはならないという決まりがあり、山と里の言葉を厳しく使い分けることが求められていた。反対に、狩り小屋の中でうっかり普段の里ことばを口にしてしまった者は、そのけがれを祓うために潔斎をさせられたという話も伝わっている。言葉そのものに山の神域を守る力があるとみなされていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の狩猟・狩りことばの項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ