からといし
カラト石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 旧暦六月二十五日に美女が赤い衣を干すというカラト石を見た者は悪病にかかるとされ、山止めになっていた。
- 細部
- 長岡市鷲ノ巣町の、鷲ノ巣の上手にある深い森の崖の上には、青白い色をした長さ一丈五尺、幅九尺ほどもある楕円形の大きな石があり、土の上には六尺ほどが顔を出していたという。この石はカラト石と呼ばれ、旧暦六月二十五日には一人の美しい女がこの石の上に現れて赤い衣を干すと伝えられていた。この光景を見てしまった者は珍しい悪病にかかるとされ、恐れたふもとの村々ではこの時期を山止めとし、山へ入ることを控えたという。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)所収、水沢謙一の記録による。
- 地域
- 新潟県長岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ