からてでばばあ
カラテデババア
国内
未確認生物
- どんな話か
- 出雲市に伝わる怪異で、神在月明けに集った神々が去るのに合わせて餅を搗く風習があり、怠ると祟りや、夕暮れの便所でお尻を撫でられる怪異が起きるとされた。
- 細部
- 出雲では旧暦10月に全国から神々が集まり、月末になるとそれぞれの土地へ帰っていくとされる。カラテデババアと呼ばれる存在は、この神々の帰りを見送る行事に関わるとされ、村では祝いとして餅を搗く習わしがあった。もし餅搗きを怠ると祟りを受けると恐れられ、また夕方以降に便所へ行くと、このカラテデババアから尻を撫でられる怪異に見舞われるとも語られていた。神送りの行事と結び付いた、便所にまつわる怪異譚の一つである。
- 広まり方
- 1972年の『昔話伝説研究』に、斎木攻による足の無い幽霊の考察の中で紹介されている。
- 地域
- 島根県出雲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ