じょうえつのしをよぶからすなき
上越の死を呼ぶカラス鳴き
国内
未確認生物
- どんな話か
- カラスが哀れっぽく沈み込むような声で鳴くと、人が死ぬ前触れだとされる。
- 細部
- 上越市では、カラスの鳴き声に人の死を予感させる意味があるとされてきた。ただ鳴くのではなく、どこか哀れを誘うような、沈み込んでいくような調子で鳴くときに限って、近く誰かが亡くなる兆しだと受け止められている。鳴き方の質そのものに死の前兆を読み取る点で、カラスの声を単なる鳥の鳴き声以上のものとして扱う感覚が表れている。牧村の葬送にまつわる習俗の調査の中で記録された俗信である。
- 広まり方
- 『高志路』2001年、岩野笙子「牧村の葬送習俗と複檀家」に記録がある。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ