いといがわのしをつげるからすなき
糸魚川の死を告げるカラス鳴き
国内
未確認生物
- どんな話か
- カラスが普段と違う哀れな声で鳴くと人が死ぬ前触れとされ、死以外の凶事の予兆ともいわれる。
- 細部
- 糸魚川では、カラスがいつもとは違う調子で、どこか物悲しく響くように鳴くのを耳にすると、それは人の死を知らせる兆しだと考えられてきた。この鳴き方が示すのは死だけにとどまらず、家に何かよくない出来事が起こる前触れとしても受け止められており、人々は普段のカラスの声との違いに敏感になっていたことがうかがえる。単なる鳥の声ではなく、日常に潜む凶事を告げる合図として意識されていたのである。
- 広まり方
- 1980年の『成城大学民俗調査報告書』所収、葬送に関する記録に基づく。
- 地域
- 新潟県糸魚川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ