まつやましのばふんをおうからすへび
松山市の馬糞を追う烏蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 馬の糞を投げつけると、どこまでも執念深く追ってくるとされた黒い蛇。
- 細部
- この蛇に向かって馬の糞を投げると、いつまでも後を追いかけてくると言い伝えられた。ごく短い一句だが、蛇を無闇にからかってはならないという戒めの形をとっており、身近な生き物に執念を認める土地の感覚がうかがえる。なぜそうなるのかという理由づけは語られず、してはならない行為と、その先に待つ結果だけが端的に残されている。追われるという恐怖の形をとって、生き物をもてあそぶことへの戒めが子どもたちに伝えられていたのだろう。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』に載る藤田福太郎「国々の言習はし(一一)」に採録されている。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ