からすどまり
からすどまり
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 屋根の棟の両端にからすの止まり木を立て、火をくわえて出る魔性の鳥からすを防ぐまじないとする習わし。
- 細部
- 檜枝岐村の家々では、屋根の棟の両端にからすどまりと呼ばれるとまり木を立てる習わしがあった。からすは魔性を宿す鳥とされ、家の中から火をくわえて外へ持ち出してしまうと恐れられていたため、そのような災いを起こさせないためのまじないとして、あらかじめとまり木を用意しておいたのだという。屋根という家の最も高い部分に、鳥除けの仕掛けを設けることで火難を防ごうとする建築上の民間信仰である。
- 広まり方
- 1964年の『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の俗信の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ