わかさちょうのからすがはこぶもちのほうきょううらない
若狭町の烏が運ぶ餅の豊凶占い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 若狭町の元日の神事では、岩の上に供えたカラス餅を二羽の烏が持ち去るかどうかでその年の豊凶を占うという。
- 細部
- 若狭町に伝わるセンジキという神事では、元日の早朝に千敷場と呼ばれる岩の上へ「カラス餅」と称する餅を据える。しばらく待つと山からつがいの烏が二羽舞い降り、その餅をくわえて持ち去っていくのだという。二羽の烏は日天子と熊野権現の使いとされ、餅を運び去る役目は親鳥から子鳥へと代々伝授されていると信じられている。無事に餅が持ち去られればその年は豊作・豊漁になるとされる一方、烏が現れず餅が残ってしまうと不漁を招く凶兆として村人に恐れられた。
- 広まり方
- 2003年の『日本常民文化紀要』所収、田中宣一「烏勧請および御鳥喰神事」に記録がある。
- 地域
- 福井県若狭町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ