からすてんぐ
烏天狗
国内
未確認生物
- どんな話か
- 烏のような嘴を持ち、自在に飛ぶ天狗。剣術に秀で、神通力を使うとされる。
- 細部
- 烏天狗は、平安時代末期の絵画に姿を現し、中世以降には「天狗」が猛禽の姿を指すようになった。大天狗と同じく山伏装束をまとい、烏のような嘴を備え、自在に空を飛ぶ。青天狗や小天狗とも呼ばれ、名に烏を含むものの、実際の姿は猛禽類に似た羽毛で覆われる例が多い。剣術に秀で、神通力を使う存在でもあり、鞍馬山では牛若丸に剣術を授けたと伝わる。愛媛県の石鎚山には、子どもを山頂から家まで送り届けた話も残る。
- 広まり方
- 絵巻や軍記物語で繰り返し描かれ、江戸から明治にかけて修験者が「烏天狗のミイラ」を携えて各地を巡ったことでも像が広まった(のちに人造物と判明している)。
- 地域
- 全国
- 年代
- 平安時代末期
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ