おおいのしにがらす
おおいの死にガラス
国内
未確認生物
- どんな話か
- カラスの鳴き方によって死の予兆・出産・災害の前触れを読み取る俗信が伝わっている。
- 細部
- カラスの鳴き方には、家の吉凶を告げる複数の言い伝えがある。屋根にとまったカラスが「カァーカァー」と尾を引くように悲しげな声で鳴き続けるのは「死にガラス」と呼ばれ、やがてその家で誰かが亡くなる兆しとされるが、不思議なことに当の家の者にだけはその声が聞こえないのだという。反対に、にぎやかに鳴き立てる場合は「子生まれガラス」と呼ばれ、近く子どもが生まれる知らせとされる。また、狂ったように激しく鳴き騒ぐときは「荒れガラス」と呼び、これは強風や災害が起こる前触れだと考えられていた。
- 広まり方
- 1984年刊『福井県史 資料編15 民俗』所収、小林一男「死と霊:死の予兆」に記録されている。
- 地域
- 福井県おおい町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ