いいじまでかっぱをよぶかーらんべ
飯島で河童を呼ぶカーランベ
国内
未確認生物
- どんな話か
- この土地では河童をカーランベと呼び、水辺の怪を指す言葉として使ってきた。
- 細部
- 水に棲む怪を指す土地の言葉である。全国的に知られる河童という呼び名に対し、伊那谷ではカーランベの語形が用いられてきた。川に由来する音を含む呼称で、近隣にはカラワンベーなど似た響きの語も分布しており、同じ存在を指す方言のばらつきとして興味深い。県史の口頭伝承の巻では、水にまつわる伝説を集めた項のうち河童の伝説の一つとしてこの呼び名が採録されている。呼称そのものの記録であり、姿や所業に踏み込んだ語りは添えられていない。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第十二編口頭伝承、第二章伝説の水の伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県飯島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ