あなんちょうのたなばたにひきこむかーらんべ
阿南町の七夕に引き込むカーランベ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 河童を指す呼び名の一つで、七夕に水浴びをすると引き込まれるという禁忌が伝わる。
- 細部
- 阿南町では河童をカーランベとも呼ぶ。七夕の日に子どもが川で水を浴びることは禁じられており、そうすればカーランベに水中へ引きずり込まれると言い聞かされていた。県史の俗信の項でも、川に出る妖怪としてこの名が挙げられている。年中行事の日取りと結びついた禁忌の形をとることで、単なる注意ではなく守るべき決まりとして子どもに伝わりやすくなっており、増水しやすい時季の水難を防ぐ実際的な働きも担っていたと考えられる。
- 広まり方
- 1988年刊『長野県史 民俗編 南信地方 仕事と行事』の七夕の項と、1989年刊の同書ことばと伝承編に記録がある。
- 地域
- 長野県阿南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ