やまきたのかっぱのいるふち
山北の河童のいる淵
国内
未確認生物
- どんな話か
- 玄倉のトビノス渕に河童が棲むと語られた、水辺への戒めを含む短い伝承。
- 細部
- 玄倉ではトビノス渕という淵に河童がいると言い伝えられてきた。逸話らしい筋を伴わず、そこにいるという一言だけが残っている点にこの伝承の性格がよく表れており、名指しされた淵そのものが危険な場所として共有されていたことをうかがわせる。山あいの川は水量も深さも急に変わるため、特定の淵へ怪を結び付けて子どもを近づけまいとする語りは各地に見られる。
- 広まり方
- 1952年の『民俗採訪』所収、小林梅次「玄倉」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県山北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ