うきはしのかっぱすいなんよけ
うきは市の河童水難除け
国内
未確認生物
- どんな話か
- うきは市には河童の名所という言い伝えがあり、水天宮の御守りや水神祭でカッパによる水難を避けたという。
- 細部
- うきは市の須恵地区では、以前は川祭りと称して川辺に笹を立てる行事があったが、いまはもう行われていない。合わせて、久留米の水天宮で受けた御守りを篠竹の筒に納め、首から下げる風習も語られている。この土地は河童が多く出る場所として知られ、梅雨明けの前には必ず水死者が出るものだと年配の人々は口にしていたという。吉井町では旧暦7月16日の晩に溜池のほとりで水神を祀る祭事があり、これもカッパに引き込まれることを避けるためだと伝わる。
- 広まり方
- 1971年の『民間伝承』に載った吉村貞司の書評文「筑前と筑後の間」と、1988年刊行の『福岡県史』所収、西南大学国語国文学会民俗学研究会による農耕儀礼の報告に、それぞれの話が記録されている。
- 地域
- 福岡県うきは市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ