かっぱ
河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 都農町では河童をセコボウ・ヒョウスンボ・ガラッパとも呼び、経文の石と煎り豆の誓いで人への害をやめさせたと伝わる。
- 細部
- 都農ではこの河童をセコボウ、ヒョウスンボ、ガラッパとも呼ぶ。姿は一、二歳の幼児ほどで、頭の皿に水を湛え、夏場は川に、冬場は山にひそむという。人の尻から手を差し入れて肝を抜くとされ、その腕はもと猿の腕だったとも語られる。通り道をふさぐ小屋を建てると怒るが、詫びを入れれば静まり、鳴き声は遠くではホーイホーイ、近くではクワッと聞こえたという。ある和尚は経文を記した石を川へ沈め、煎り豆の芽が出るまで悪さをしないと誓わせて許した。徳泉寺では捕らえた河童の仲間が押し寄せたため、和尚が七日七夜祈祷し千個の石に経を書いて沈め、同じ誓いを立てさせたところ、以来この地で河童の害はやんだと伝わる。
- 広まり方
- 1930年の雑誌『民俗学』所収、松本友記「河童の話」および1992年刊『宮崎県史 資料編 民俗2』の矢口裕康稿に記録がある。
- 地域
- 宮崎県都農町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ