いけぬまにひそむかっぱ
池沼にひそむ河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 子供が水辺で溺れたり肝を取られたりするのは河童の仕業とされ、キュウリを供えて難を避けたという。
- 細部
- つがる市車力町周辺では、池や川で子供が溺れる事故を河童、または巨大な鯉や鯰である沼の主のしわざと説明した。山田川では河童(水虎)が泳ぐ人を引いて溺れさせ、水浴び中に肝を取られた子供の話も聞かれた。牛潟池にも河童が出たと伝わる。害を避けるため、初収穫のキュウリを川や沼へ流し、地区によっては盆に箸4本を挿したキュウリの馬をレンコンの葉に載せ、7日間仏前に供えた。下車力町では岩木川で水神と河童にキュウリを供え、古川で多くの人が溺死したのも河童のしわざとした。
- 広まり方
- 1997年刊『常民』所収の青森県西津軽郡車力村調査報告書(中央大学民俗研究会)に、地区ごとの複数事例として記録されている。
- 地域
- 青森県つがる市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ