たけおのいしにはなさかぬかっぱのちかい
武雄の石に花咲かぬ河童の誓い
国内
未確認生物
- どんな話か
- 潮見神社の澁江氏は河童の主とされ、石に花が咲かぬ限り人を襲わぬ約束から神社は水難を免れているという。
- 細部
- 潮見神社に祀られている澁江氏は、代々河童を統率する立場にあるとされ、社の傍らには誓文石と呼ばれる石が残る。その昔、澁江氏は河童に対し、この石に花が咲いたなら人を捕えてもよいが、咲かない限りは決して人を襲ってはならないと約束させたのだという。その誓いのおかげで、潮見神社では水難が一度も起きたことがないと伝えられる。また毎年五月五日には、澁江氏が河童に筍をふるまう習わしがあり、これがもとで水神に筍を供える風習になったとされる。
- 広まり方
- 1914年の『郷土研究』所収、毛利龍一「河童をヒヤウスベと言ふこと」に記録されている。
- 地域
- 佐賀県武雄市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ