かっぱ
河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 円福寺の和尚が経文を沈めて河童を戒めた話と、安田家が切った河童の腕を神社に奉納して祟られた話を伝える高鍋の河童譚。
- 細部
- 高鍋町に伝わる河童譚のひとつ。円福寺の和尚は悪さをする河童を戒めるため、水谷川に経文を刻んだ石を沈めたところ、河童はヒョウヒョウと鳴いて応えたという。また、安田家の者が河童の片腕を切り落としたときは、三日のうちに継げば元どおりになると河童から頼まれたにもかかわらず、これを聞き入れず木城町の比木神社へ奉納してしまい、その斬った刀に祟りが及んだと伝わる。このほか、鴫野の水神の境内で相談していた河童の手を村人が一度はウトノヤマに埋めながら、後に乞われて場所を教えて返したという話も同じ高鍋に残っている。
- 広まり方
- 『宮崎県史 資料編 民俗2』(1992年)と『宮崎県史 別編 民俗』(1999年)の矢口裕康の報告に、複数の挿話としてまとめて記録されている。
- 地域
- 宮崎県高鍋町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ