たかもりのかっぱのすいりたたり
高森の河童の水利祟り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 正月に会所へ出た長老が翌朝小川で遺体となり、水利の裁定を恨んだ河童の仕業と噂された話。
- 細部
- 江戸時代のこと、正月二日に村の長老は会所へ挨拶に出向いたが、そのまま戻らなかった。翌朝になって小川のほとりで死んでいるのが見つかり、体じゅうに鋭い爪で引っかかれたような跡が残っていたという。長老は日頃から村の水利を取り仕切る役目にあったため、その差配を恨んだ川下の河童の仕業で命を落としたのだと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1985年の『季刊人類学』に掲載された奥野広隆「山にのぼる河童」に記録がある。
- 地域
- 熊本県高森町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ