ふちにひそむかっぱというみずむし
淵に潜む河童という水虫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 盆に淵へ行くと河童にとられると戒められ、実際に足の長い小さな生き物を見たという話。
- 細部
- 高萩市松岡町では、幼いころ母から、盆に岩淵へ近づけば河童に引き込まれると教えられた。語り手は実際、夏の夕暮れに淵を泳ぐ、体つきは小さいのに脚の長い生き物を目にし、それを河童と呼ばれる「水虫」だと受け止めている。海で「ひかれる」と言う場合も、波にさらわれて命を落とす以上の恐れが含まれると述べる。関山守彌の『茨城の民俗』1977年「海の無縁様」に記録された話である。
- 広まり方
- 1977年の民俗誌に、海辺の暮らしにまつわる言い伝えとして収録されている。
- 地域
- 茨城県高萩市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ