しょうないのかっぱとがんじつのふくびん
庄内の河童と元日の福瓶
国内
未確認生物
- どんな話か
- 元日の朝に餅を焼く老人の前に河童が現れて逃げ、追った先の瓶を持ち帰ると富を得たという庄内町の昔話。
- 細部
- 庄内町に伝わる昔話。貧しい暮らしをしていた老人が元日の朝、豆殻を燃やして餅を焙っていると、そこへ河童が現れ、身にまとっていた何かの覆いを剥ぎ取って「まかるまかる」と口にしながら逃げていった。不思議に思った老人がその後を追うと、橋の下に瓶が一つ浮いており、その瓶は今にも流れに巻かれて沈みそうになっていた。老人がその瓶を拾って持ち帰ると、たちまち富に恵まれ、大金持ちになったという。この出来事があってから、この家では元日の朝には必ず豆殻で火をおこすことが習わしとなった。
- 広まり方
- 1974年の『日本民俗学』に掲載された野村純一の記録による。
- 地域
- 山形県庄内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ