かっぱ
河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 渋川市では、馬の尻尾に付いた河童に一晩で石垣を積ませ、馬のソを与えたという河童の石垣の由来が伝わる。
- 細部
- 渋川市に伝わる話。吾妻川で百姓が馬を洗っていると、馬の尻尾に河童がくっついてきて、「馬のソがほしい」とねだったのだという。とても渡すつもりのなかった百姓は、諦めさせようと「一晩のうちに家の周りへ石垣を積んでみせろ」と無理難題を言いつけた。ところが河童は本当に一晩でそれをやり遂げてしまったので、仕方なく約束どおり馬のソを与えてやったと伝えられている。別の言い方では、河童が馬の尻尾にぶら下がって遊んでいるところをつかまえられて叱られ、詫びのしるしに石垣を築いたのだとも語られる。いずれにしても、こうして築かれた石垣は今も「河童の石垣」と呼ばれているという。
- 広まり方
- 1989年刊『中尾と平の民俗―群馬県北群馬郡小野上村村上地区―』所収、東洋大学民俗研究会「九 口承文芸」に、いずれも記録されている。
- 地域
- 群馬県渋川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ