しばたのかっぱがのこしたわびしょうもん
新発田の河童が残した詫び証文
国内
未確認生物
- どんな話か
- 老人が河童を捕らえて詫び証文を書かせた話と、子供の腕を狙った河童から妙薬の調合法を得た話の二つを伝える新発田の河童譚。
- 細部
- 新発田市には河童にまつわる話が二つ伝わっている。ひとつは、昼寝をしていた老人の尻を、川から上がってきた河童がつかんだという話である。柔術の心得があったこの老人は逆に河童を捕らえ、命乞いする河童に詫び証文を書かせた。その筆跡は見事なもので、これ以降河童による被害は絶えたという。もうひとつは、男の子をさらおうとして伸びてきた手を切り落としたところ、それが毛深い河童の腕だったという話である。翌日、腕を返してほしいと詫びにきた河童に腕を返してやると、代わりに妙薬の調合法を教えてくれたと伝えられている。
- 広まり方
- 1957年の『高志路』に載る金塚友之亟の「『蒲原低湿地帯』のあれこれ(12)」に、いずれの話も記録されている。
- 地域
- 新潟県新発田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ