さつませんだいのしりからきもぬくかっぱ
薩摩川内の尻から肝抜く河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 薩摩川内市の伝承で、娘を川に引き込んで殺した河童を父親が孟宗竹の吸い物でもてなし驚かせ、以後尻から肝を取るようになったという由来譚。
- 細部
- ある家の娘が河童に川へ引きずり込まれて命を落とした。悲しんだ父親は一計を案じ、河童を食事の席に招くと、あえて硬い孟宗竹で作った吸い物を出した。それを食べた河童は、こんな硬いものを平気で口にする人間は恐ろしいと震え上がり、それ以来人間の口から何かを奪うことをやめ、代わりに尻から肝を抜き取るようになったと語られている。河童が人を襲う際の作法の由来を説明する話である。
- 広まり方
- 1982年の『鹿児島民俗』に掲載された山田慶晴「川内のガラッパ(後編)」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県薩摩川内市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ