おだわらのかっぱとさかなつりのやくそく
小田原の河童と魚釣りの約束
国内
未確認生物
- どんな話か
- 釣りの邪魔をした河童が皿の水をこぼされて弱り、助けられた礼に魚を釣らせるようになった話。
- 細部
- 川に住み着いた河童が悪戯を繰り返し、老人にまるで魚を釣らせなかった。腹に据えかねた老人はとうとう河童を岸へ引きずり上げ、逆さにして頭の皿の水をすっかりこぼしてしまう。力を失って伸びていたところを老婆が介抱してやり、命拾いした河童はそれ以来態度を改めた。以後は老人の家の人数にちょうど見合うだけの魚を釣らせてくれるようになったという。懲らしめと救済の両方があって初めて和解に至る筋立てになっている。
- 広まり方
- 1982年の『常民文化研究』所収、稲葉鈴子「相模の民話(22)」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ