かっぱ
河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 延岡の河童は藩士との死闘、女中の手切り、子供を襲った祟りへの証文など複数の逸話を残す。
- 細部
- 延岡に伝わる河童の話はいくつも残っている。寛永年間には、有馬の河童が延岡藩士の八左衛門に斬られた恨みから3年後に果たし合いを挑み、幾日も勝負が続いたが、その姿は八左衛門本人にしか見えなかったという。殿様が見物に訪れると聞くと河童は姿を消して逃げ去った。また別の話では、御殿に仕えるお雪という女性が、厠で尻をなでた河童の手をとっさに切り落とし、河童は手を返してほしいと謝りに来て、そのとき書いた証文が今も柳川藩士の子孫の家に伝わっているという。さらに、甲斐織部助の子が橋のたもとで河童に殺された際には、怒った学者の森将監が呪術を用いて河童を懲らしめ、石が朽ちるまで熊野江では人を襲わないという証文を書かせたとも伝わる。
- 広まり方
- 1992年の『宮崎県史 資料編 民俗2』所収、矢口裕康「民間説話の種々相」に記録がある。
- 地域
- 宮崎県延岡市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ