ゆもとしとかっぱ
湯本氏とカッパ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 馬の尻尾を押さえたカッパの腕を先祖が切り落とし、命乞いと引き換えに打ち身薬の作り方を教わったという。
- 細部
- 赤岩に住む湯本氏の先祖が馬に乗って歩いていたところ、馬の尻尾を何者かがぐいと押さえてきた。振り返るとそれはカッパで、とっさに刀でその腕を切り落とした。カッパが涙ながらに命乞いをしたため哀れに思って許してやると、お礼としてメイホウサンと呼ばれる打ち身の薬の作り方を伝授してくれたという。この時、ホウシの玉と呼ばれる宝物と切られた手を交換したとも語られており、以来湯本家にはこの家伝薬が伝わっている。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の伝説の代表例および群馬の世間話の項に記録がある。
- 地域
- 群馬県中之条町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ