かっぱ
河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 庄屋の田に水が入らなくなり、夢のお告げで娘が河童のもとへ嫁ぐことを承知し、有間川で瓢箪を沈める約束を交わしたという伝説。
- 細部
- 南島原市北有馬町に伝わる話で、ある夏、庄屋の田んぼにまったく水が入らなくなるという異変が起きた。困り果てていたところ、庄屋は夢の中で河童から娘を差し出すよう求められる。悩んだ末にそのことを娘に打ち明けると、娘は自ら承知し、有間川へと向かった。川で河童と対面した娘は、まず田に水を引いてほしいと頼み、そのうえで自分の命ともいえる瓢箪を川に沈めることができたなら嫁に行こうと告げて、瓢箪を水中に投げ入れた。それ以来、川面ではその瓢箪が沈んでは浮かびを繰り返しているという。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』に掲載された、榊木敏「伝説の島原(五)」に記録がある。
- 地域
- 長崎県南島原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ